fc2ブログ
テクノギルドの業務、シリンダー再メッキ、デトネーションリング加工等のお知らせです。
プロフィール

テクノギルド

Author:テクノギルド
1987年よりRS125や250のエンジン加工を始める。
1994年より全日本ロードレースチーム、テクノギルドレーシングを設立。
同時に RTK(レーシングチームカタヤマ)等他チームのテクニカルサポートも行う。
メール: techno_guild@csc.jp

テクノギルドwebsite

お問い合わせ

NSRシリンダーにはいろいろな刻印があります。たとえば後面のA.B.Cはピストン適合サイズですね。
ヤマハなどの場合、A.B.Cの順でサイズが大きくなるのですが、NSRはこの順番でサイズが小さくなります。
もうひとつあるのが、側面のLとH。通常はこのアルファベットにL1とかH1のように数字が付いています。
これはシリンダーのハイト(全長)違いを表しています。
ヘッドもLとHがありますので同じ記号同士で使うよう設定されています。
ではどのように違うのかと言えば、HはLより0.2mm短いだけで、ポート等は変わりはありません。
一般にはLが多いようなのでHシリンダーは適合ヘッドが無ければ使えないのかとも思えるのですが、わずか0.2mmですので0.1mm厚い0.6mmのベースガスケットを使えばLヘッドでも問題なく使用できると思います。
ちなみに0.1mmで約0.2cc燃焼室容積が変化します。

(あくまで私見ですので試される場合は自己責任でお願いします)

追記:HシリンダーにLヘッドを装着すると0.4㎜(0.8cc)小さくなるという情報があるようですが、それはLシリンダーにHヘッドを着けた最大容積からの差です。通常の標準容積は同一マークの組み合わせですからこの情報は基準の組み合わせを誤解しています。
 
L仕様(86.5mm)
img20151210022853272.jpg 

H仕様(86.3mm)
img20151210022923780.jpg 
2015/12/10 15:21 再メッキ・ホンダ TB(0) CM(0)
コメント















 管理者にだけ表示を許可する

トラックバック
http://technoguild.blog.fc2.com/tb.php/7-8543e4c6
検索フォーム
管理画面
検索ワード
Techno Guild:Introduction of nickel silicon-carbide composite cylinder replating required process. NIKASIL PLATING Detonation rings デトネーションリング デトリン デトネリング リング加工 アルミシリンダー メッキシリンダー 焼き付き シリンダー再メッキ シリンダー再生 リペア シリンダーメッキ加工 メッキ加工 ボーリング ホーニング ボアアップ NCC Nikasil ニカジル カニゼン ミッションカート ビンテージモトクロス VMX racing kart SS1/32mile YZ85 CR85 TZ125 TZ250 TZR250 NSR250 DT200 MC18 MC21 MC28 KV3 4DP 4JT 2XT 3MA 3XV 5KE RS125 NX4 NF4 YZ125 RGVγガンマ RGV250 VJ21A VJ22A VJ23A RM125 YAMAHA HONDA HRC SUZUKI KAWASAKI DUCATI APRILIA アプリリア KTM フサベル HUSABERG TMRacing wiseco je Arctic Cat POLARIS
QRコード
QR