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2ストバイクが人気を吹き返しているようで、一部の車種ではパーツも高騰している様子。
とはいえ、メーカー供給が途絶えたパーツは中古でしのがねばならないのはレストアの宿命でもあります。 焼き付いたシリンダーの場合、 1.新品を手に入れる 2.程度のいい中古品を手に入れる 3.メッキシリンダーなら再メッキする 4.鋳鉄スリーブシリンダーならボーリング加工の後、オーバーサイズピストンを使う~オーバーサイズピストンが無ければスリーブを入れ替える というところでしょうか。 1.が可能でしたら問題はあまりないでしょう(実はそうでもないのですが) 2.の場合、程度のいいシリンダーが見つかればよいですが、オークションなどを拝見する限り、状態と価格が見合っていないものが多そうです。 3.は当ショップの出番ですが、ほとんどの車種で対応可能なことをまだまだ認知されていないようで。。 4.はオーソドックスな手法ですが、オーバーサイズピストンの設定が無い場合やスリーブ打ち換えとなると、再メッキどころの出費ではなくなります。 1.の新品ですが、メーカーから出てくる品でも生産はかなり前に終わっている在庫品の場合が多く、すなわち、当時の技術、品質の品だという事です。メッキがはがれてきたとか、アタリが悪いとか問題があった場合も、そのまま再度受け継ぐ可能性が大きいわけです。 当ショップの再メッキ処理というのは純正の単なる代替加工ではありません。 たとえ数十年前のシリンダーであっても最新技術のメッキ処理で生まれ変わります。 おまけに使用されたシリンダー母材は熱や動的にも安定した状態になっていますので、アタリがいわゆる新品より良好になります。 そのうえ、再処理による母材の適度な表面粗度変化により、メッキの密着性も良くなります。 NSRシリンダーにはいろいろな刻印があります。たとえば後面のA.B.Cはピストン適合サイズですね。
ヤマハなどの場合、A.B.Cの順でサイズが大きくなるのですが、NSRはこの順番でサイズが小さくなります。 もうひとつあるのが、側面のLとH。通常はこのアルファベットにL1とかH1のように数字が付いています。 これはシリンダーのハイト(全長)違いを表しています。 ヘッドもLとHがありますので同じ記号同士で使うよう設定されています。 ではどのように違うのかと言えば、HはLより0.2mm短いだけで、ポート等は変わりはありません。 一般にはLが多いようなのでHシリンダーは適合ヘッドが無ければ使えないのかとも思えるのですが、わずか0.2mmですので0.1mm厚い0.6mmのベースガスケットを使えばLヘッドでも問題なく使用できると思います。 ちなみに0.1mmで約0.2cc燃焼室容積が変化します。 (あくまで私見ですので試される場合は自己責任でお願いします) 追記:HシリンダーにLヘッドを装着すると0.4㎜(0.8cc)小さくなるという情報があるようですが、それはLシリンダーにHヘッドを着けた最大容積からの差です。通常の標準容積は同一マークの組み合わせですからこの情報は基準の組み合わせを誤解しています。 L仕様(86.5mm) |
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