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テクノギルドの業務、シリンダー再メッキ、デトネーションリング加工等のお知らせです。
プロフィール

テクノギルド

Author:テクノギルド
1987年よりRS125や250のエンジン加工を始める。
1994年より全日本ロードレースチーム、テクノギルドレーシングを設立。
同時に RTK(レーシングチームカタヤマ)等他チームのテクニカルサポートも行う。
メール: techno_guild@csc.jp

テクノギルドwebsite

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このヤマハシリンダーも40年以上たっているでしょうか。
この時代のシリンダーは基本鋳鉄スリーブだと思うのですが、これはクロム系メッキが施されていました。
おそらくはメーカー系列チームに供給されていたのでしょう。
今回はボアはオリジナルのサイズを保つようニッケルコンポジットメッキ加工をおこなうため、剥離のボーリングも残存クロムメッキを剥がす手作業も大変です。
ところで、こういうクロム系メッキシリンダーを入手されて使用されるうえで、専用のメッキ無しピストンリングを同時にお持ちの方は少ないと思います。
ピストンリングには通常硬質クロムメッキが施されていますので、同じクロム系メッキのシリンダーに使用しますと同種金属摺動の焼き付きが生じます。(当時の鋳鉄スリーブ用純正パーツも同様)
この事はwiseco等の説明書にも明記されていますのでご注意ください。
ニッケルコンポジットに換えればこの問題もクリアされますので、最新のピストンも問題なく使用できます。

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2015/05/28 00:00 再メッキ・ヤマハ TB(-) CM(0)
空冷カワサキKDXシリンダーです。
オーバーサイズボーリングの後、メッキ処理をしています。カワサキの場合、水冷になった時期以降でもメッキ品質に関してはかなり問題があるといいたくなるシリンダーが多いので、再メッキやオーバーサイズボーリング&メッキはその後を考えると価格以上にお得だと思います。

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メッキ処理前ボーリング加工

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メッキ完成品
2015/05/20 00:00 再メッキ・カワサキ TB(-) CM(0)
当ブログからもリンクさせていただいている1WD Racing Service代表の神崎様からビンテージMXレースの写真が送られてきました。
ヒート1優勝総合2位という素晴らしい結果だったそうで、マシンは80’YZ250。エンジンは当ショップにてニッケルコンポジットメッキ仕様にモディファイされております。
写真撮影は奥様が担当だそうで何ともうらやましいレース人生ですね~

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2015/05/13 00:00 お客様マシン紹介 TB(-) CM(0)
これも出品予定品です。RGVγ250(VJ22a)1個再メッキ未使用。
ニップルは砲金切削品に取り換え済み。内径に傷みはありません。
販売済。

img20150506170458444.jpg 
2015/05/06 00:00 在庫販売品 TB(-) CM(0)
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